2013年

5月

14日

プレゼンデザイナーの Preziの作り方#8 「3D」

こんにちは。プレゼンテーションデザイナーの吉藤智広です。

 

今日は「プレゼンデザイナーのPreziの作り方」第8回。Preziをよりワクワクさせてくれる「3D機能」についてお話します。

ちなみに3Dといっても、メガネをかけるやつではありません。Prezi3D機能は、パスが動く時に立体的に見える、という設定です。

 

まずはどんなものかご紹介しましょう。

3D設定していないものと3D設定したものを見比べると分かりやすいので、次の二つのPreziを比べてみてください。

こっちは3Dを使っていないバージョン。

フルスクリーン

 

そしてこっちが3Dを使ったバージョンです。

フルスクリーン

 

3Dの方は文字が浮かんでいるように見えるでしょうか。これがPrezi3D機能です。

 

種明かしをしてしまうと、パスが動いたときに、配置したオブジェクトと背景の動く速度に差があるために、オブジェクトが浮かんでいるように錯覚する、というしくみになっています。

 

使い方

この3D機能を使う方法は簡単です。具体的には3Dの背景になる画像を設定するだけ。


1. [テンプレート]→[現在のテーマをカスタマイズ…]の順にクリックして、

2. [3D Background

で画像を設定します。

ここで注意がひとつ。背景に設定する画像は横幅3000ピクセル以上のものが推奨されています。これより小さいと、画像が粗くなって、うまく3Dの効果が出ないことがあります。

設定はこれだけ。簡単でしょう?


あとはこれまでどおりPreziを作ります。もともとPreziの動きは大きな視点移動が特徴ですが、3D機能を組み合わせることでインパクトのあるプレゼンを作ることができます。

 

3D活用テクニック

最初の例では背景に文字を載せるというシンプルな構成でしたが、ほかにも3D機能の活用テクニックはいろいろあります。ふたつの活用テクニックをご紹介しましょう。

活用テクニックその1:立体感

3D機能を使って、立体感を演出。

フルサイズ表示

構造は非常にシンプル。

こんな感じです。


彫刻の画像と背景画像を別々に用意することで、動くスピードの差が彫刻を立体っぽく見せてくれます。実際には立体じゃないんですけどね。

活用テクニックその2:奥行き

では次は、奥行きを演出してみましょう。

フルスクリーン表示

 

空中の景色と最後の窓の外の景色に奥行きが出ているでしょうか。

構造を分解すると、こんな感じ。

まず、背景画像とは別に雲のオブジェクトを置いくことで、ふわふわとした浮遊感を出しています。さらにすべてのオブジェクトの一番上に飛行機の窓をくりぬいた画像を置くことで、窓外の風景が奥行きを持って動いているように見せることができます。

 

こんなふうに、3D機能はアイディア次第でいろんな表現の可能性が広がります。ぜひ工夫して使ってみてください!

 

今日はこれでおしまいです。

 

3月からお届けしてきたこのコラムも残すところあと2回となりました。次回は、Preziの“かゆいところに手が届く”アドバンスドな設定の方法をご紹介したいと思います。