2013年

3月

11日

プレジの達人インタビュー第2回:吉藤智広(よしふじともひろ)

Preziが日本語化されるずっと前のこと、2011年に、吉藤さんは、Preziのインターフェイスの日本語化を提案するプレジを作成し、Prezi社に直アピール!提案力、デザインと非常に優れた作品で、時間はかかったもののその声は届きました。そして、その一つの作品がきっかけで、彼の他の作品に触れることができました。それらは、何といってもクリエイティブ、クールなのにやんわりとした独特なデザイン、構成、工夫ありで、とても面白い!
今回、
第2回目の達人インタビューに登場していただくだけでなく、明日からは、プレゼンテーションデザイナーがPreziで作品をつくるノウハウ、来週から週1回、全10回シリーズで、このブログで寄稿していただくことになりました。期待です!プレゼンテーションデザイナー吉藤さんのプロファイルはこちらから。

1. Preziを知ったきっかけは何ですか?

もともとプレゼンをするのが好きで、何か新しいプレゼンツールはないかな、と、Webで探し回っていたときに偶然見つけました。2010年の冬頃ですね。おぉ、これはおもしろいアプローチのプレゼンツールだと思って。

 

2. 一番最初にやってみたこと。

会社の朝活で10分間スピーチの順番がまわってきたので「プレゼンテーションについて」という題でPreziを使ってスピーチをしました。そのときに作ったのがこれです。

3. 最近のプレジ体験

エクセル関数の初心者向け勉強会用Preziを作りました。エクセルってあんまり、、関数って何、、という超初心者のユーザーのために簡単な関数のしくみを解説する内容です。エクセル関数って、分かってる人は分かってるけど、じゃあ何も知らない人にはどうやって説明しようかと。いろいろ考えて、分かっている人が頭の中で理解していることをビジュアライズしてみよう、ということで、関数式のロジックを色分けとズーミングでなぞっていくように作りこんでいます。教科書的な文書の説明ではなかなか理解できない感覚的なところも、Preziの動きを追うことでスッと頭に入ってきた、と受講者からの評価も上々でした。

 

4. What is Prezi to YOU - Preziは吉藤さんにとってどんなものですか?もしプレジを一言で表すとしたら?-

これまでのスライドショー式のプレゼンとは違って、より人間の思考構造に近い動きを実現したツール。

 

5. 今伝えたいこと/自分の代表作品

日本はプレゼン後進国だと言われます。現に日本のビジネスシーンでは、聞き手に何かを伝えることよりも印刷できる文書になっていることが重視されるし、直感的に理解を促すグラフィックよりも文字の詰まった定型文書を作ることが堅実なビジネスの証だと見られます。でもこれは、今の日本だけで通用する理屈だし、怖いのはそういう危機感を多くの人ががあまり持っていないことです。ちょっと大げさな話ですが、僕ら日本のPreziユーザーが、そういう日本のプレゼンを変えていけたら、と思っています。

 

まずは自分の周りから、ということで、ふたつご紹介します。僕はプレゼンテーションデザイナーと同時にローカリゼーションコーディネーター(PM:プロジェクトマネージャー)としての仕事もしていて、翻訳学校で講師として年に数回授業を担当しているのですが、これはその講義で使った作品です。

なかなか話だけでは分かりにくい仕事なのですが、Preziを使ってビジュアル化しているので、飽きずに楽しんで見てくれる受講者が多いです。みんな寝ないし。笑。また何より教えている僕が楽しんで授業をすることができています。

 

もうひとつは、昨年六本木ミッドタウンで行われたイベント「Mabotaki Night」の告知プレジです。老舗の酒造がバーで日本酒をふるまうということで、この時は和風+大人テイストで仕上げました。

 

6. 影響を受けたプレゼン。もしくはプレゼンテーター。

プレゼンを見るのもするのも好きなので、いろんな人のプレゼンを見てはテクニックを盗んでいます。あえてひとつを挙げるなら、このブログの「プレジの達人第1」で紹介されているピアズ・マネジメントの筏井さんと中林さん(同代表)が、第1Prezi Nightで行ったダブルプレゼンには大いに感銘を受けました。プレゼンでこんなに大笑いさせられることなんてあるのかと。笑

 

7. これからプレジを使ってやってみたいこと。

日本の教育現場でPreziを活用してみたいです。今まではわかりにくかったことを、わかりやすく伝えることができるんじゃないかと思っています。

 

8. プレジに期待すること。

使うたびにどこかしらアップデートがあるPrezi。これからも進化を続けていってほしいです。あと、個人的にはパスが分岐する機能が欲しいですね。

 

Preziコメント:本当に、日本のプレゼンが”伝わるもの”になるようPreziを役立ててほしいです!来週スタートの「デザイナーのPreziのつくりかた」よろしくお願いします!